「柳生大戦争」最終回
てなわけで読んできました。
「KENZAN!」Vol.3こと「柳生大戦争」最終回を。
- 作者: 荒山徹他
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/10
- メディア: 単行本
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感想としては、
「荒山先生の すごい 自己主張」
てなとこですか喃。
それくらい、本作における地の文は、小説における地の文の概念を
遥かに超え、溢れ出る荒山先生自身の情念の独壇場と化し、
吹き荒れる荒山力が読者を困惑と喜悦の嵐に叩き込む趣でアリマス。
「オレが…荒山徹だ」
と言わんばかりのこの自己主張!
今回、黄算哲教授などは登場しませんが、
その代わりなのか、偉大過ぎる先達が作中に。
とうとう「あの先生」までファックを…!
あと、細かなネタを挙げればキリがないというか、
ネタで構成されてるんじゃないかっつーくらいのシロモノですが、
そんな中で、あのラストは二重の意味で反則だよなあ、と思ったり。
上にある通り、秋には早速単行本化されるそうなので、
あらためてまとめ読みできる日が楽しみであると同時に、
これを経た上での「次」が気になるで砂。
荒山先生は何を書いてしまうんでしょうか…?