荒山先生トークショー再び 〜やっぱり荒山先生は荒山先生だ〜

さて、前回のトークショーから早三年。 こうして再び荒山先生のトークショーが開かれるとは思いもしませんでしたが、 いや、世の中何があるかわからないもので砂。 このイベントを主催されたKENZAN編集部&編集長に感謝したく。

朝鮮妖術師再臨inSUMMER

というわけで、今年も有明ビッグサイトに 朝鮮妖術師が再臨したのでアリマス。 柳生は!柳生は何処!? (有明に降り立った朝鮮妖術師と思われる人物の姿絵。 暑さに疲弊した故か術衣を脱ぎ、その言い訳として ”サマーモード””エコ”などと称したが、 それは…

新春「柳生武芸帳」リメイク

【反町が時代劇初主演、柳生十兵衛役に意欲】 去年、「柳生一族の陰謀」のリメイクがあったわけですが、 来年新春早々、今度は「柳生武芸帳」が7時間ドラマになるとの由。 ほうほう。

「SAMON」完結編が夢と希望に満ち溢れている件について

本日、「柳生非情剣 SAMON」の新刊が出るということで、速攻で本屋へゴー。柳生非情剣SAMON (BUNCH COMICS)作者: 隆慶一郎,田畑由秋,余湖裕輝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/09メディア: コミック購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (8…

柳生宗矩の変遷。あるいは「ザ・ニュー宗矩!!」

こないだ国会図書館に行った時、 史料とは別に立川文庫の「柳生重兵衛」があったので、 そっちも読んでみたのですが、そこに描かれている宗矩が、 「将軍家剣術指南役の偉い人」 「厳格かつ息子想いの剣の達人」 だったので、 今更ながら、なんでこういう風…

08年冬コミと朝鮮妖術師の件

本日、冬コミにて「はらぺこ王国」さんに おいで下さりました方々、ありがとうございました。 ひとまず前よりもボリュームを増やす方向で颯田さんとも相談し、 今回の結果と相成った訳で、楽しんで頂けたのであれば 望外の喜びでアリマス。

荒山本再び

てなわけで、先方でも告知されているようなのでこっちでも宣伝をば。 夏に出た颯田さんとこの荒山記事入り同人誌から半年、 今度はページ数も12pに増量した上で再チャレンジでアリマス。 コミックマーケット 三日目 東5ホール マ-22b はらぺこ王国 新刊:…

「柳生一族の陰謀」リメイク版のリアルタイム視聴感想

某所にて、リアルタイム視聴しながら感想書いてたのをそのまま上げてみる。 まあ、そのうち整理して書き直すかもですが。

「やる夫で学ぶ柳生一族」開始

まあ、別段隠すつもりもなかったのですけど、 名前書いて宣伝乙とか言われるのもアレだったので、 名無しでやってみましたが、やっぱすぐバレま砂。 てなわけで、前にもちょこっと書いてた通り、 今度の柳生話は、やる夫シリーズでやってみることに。 やる夫…

荒山本(仮称)について

そういえばこっちに書くのをさっぱり忘れてましたが、 今回の夏コミで、漫画家の颯田直斗さんのところの新刊に、 荒山ネタで何ページか書かせてもらいました。 >はらぺこ王国2008夏号 >・局地戦闘!まじょ巫女ひそか 16p >・局地戦闘!4コマひそか7p >・ク…

「わかる」シリーズ2冊と、他にももっと出ればいいという話

前から話は聞いていたシリーズ物のファンタジー資料本が出たので、 こちらでも紹介をば。 「堕天使」がわかる サタン、ルシフェルからソロモン72柱まで (ソフトバンク文庫)作者: 森瀬繚,坂東真紅郎,海法紀光,nabe出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティ…

【柳生一族、そして宗矩】:あとがき、参考資料

■あとがき やっと終わりました。 正直、ここまで続くとは当方自身考えてなかったのですよ。 まあ、柳生がどんな一族で、宗矩がどういう奴なのか、 史実準拠であれこれ書いてみたら面白かろうな、と思ったのがきっかけで、 適当にちゃかぽこ打ってみたのが運の…

【柳生一族、そして宗矩】その28(終):過去と現代(いま)と未来と柳生但馬守宗矩

さて、今まで延々書いてきた、この「柳生一族、そして宗矩」ですが、 今回を以って最終回でアリマス。 てなわけで、この最後のテーマとして、 「結局、柳生一族と宗矩ってなんだったの?」 という話をする事で、当初の疑問であった、 「柳生一族、そして宗矩…

【柳生一族、そして宗矩】その27:「柳生一門」の人々

さて、今回は、柳生一族とは異なる「柳生一門」の話をするでアリマス。 ■広がる「柳生一門」 「柳生一門」というのは、大雑把に定義すれば、 石舟斎や宗矩、利厳などの柳生一族の人間によって柳生新陰流を教授された剣士、 及び、その剣士に連なる剣士たちのこ…

【柳生一族、そして宗矩】その26:「第三の柳生」仙台柳生

さて、前回でやたらに伸びた宗矩と江戸柳生家の話も終わりましたが、 今回は、「第三の柳生」と題打った、宗矩の江戸柳生、利厳の尾張柳生以外の 「もうひとつの柳生家」についての話と、 柳生一族とは異なる「柳生一門」の話をしようかと。 …と、思ったので…

【柳生一族、そして宗矩】その25:柳生但馬守宗矩(13)「江戸柳生の人々(3):その後の江戸柳生」

長々と書いてきましたが、 今回でようやく江戸柳生家、そして宗矩の話も終わりです。 ちょうど1クール分で砂(まあ、ナンバリングしてない分もありますが) ■宗冬以降の江戸柳生家 さて、話は本題に移りますが、 宗冬以降の江戸柳生家は、端的に言えば、パ…

【柳生一族、そして宗矩】その24:柳生但馬守宗矩(12)「江戸柳生の人々(2):友矩、宗冬、列堂」

さて、宗矩を祖とする江戸柳生家の人々について語るこのお話、 前回は十兵衛だけで1話使ってしまったので、今回は残り三兄弟をまとめて紹介。 次男:柳生刑部少輔友矩 三男:柳生飛騨守宗冬 四男:柳生義仙列堂 これら3人の話をしていくでアリマスよー。 …

【柳生一族、そして宗矩】その23:柳生但馬守宗矩(11)「江戸柳生の人々(1):柳生十兵衛三厳、その3つの謎」

さて、宗矩自身についての話も一段落したところで、 その宗矩を祖とする「江戸柳生」の人々について簡単に説明をしようかと。 まあ、流石に説明無しで済ますのも寂しい感じがしますし喃。 まあ、江戸柳生といえば、まず出てくるのは十兵衛三厳であり、 彼を…

【柳生一族、そして宗矩】その22.5:のび太「ドラえもん!どうして宗矩は暗黒野郎なの?」

,. -──- 、 それは宗矩が他の剣士と違い過ぎるからだよ / /⌒ i'⌒iヽ、 / ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ _,....:-‐‐‐-.、 どうしてさ? l -‐i''''~ニ-‐,.... !....、ー`ナ `r'=、-、、:::::::ヽr_ !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ` ,.i'・ ノ `,!::::::::::…

【柳生一族、そして宗矩】その22:柳生但馬守宗矩(10)「心法の江戸柳生:解説・兵法家伝書(2)「活人剣(かつにんけん)」」

さて、当初の予想以上に長くなってしまいましたが、 今回で「江戸柳生の心法」について締めるでありますよ。 てなわけで、「兵法家伝書」の最後の一篇「活人剣(かつにんけん)」の説明と、 まとめをばー。 ■「活人剣」 殺人刀と比して、内容的にまったく違う…

【柳生一族、そして宗矩】その21:柳生但馬守宗矩(9)「心法の江戸柳生:解説・兵法家伝書(1)「殺人刀(せつにんとう)」」

さて、前回、前々回と、宗矩の「活人剣・治国平天下の剣」の源流たる 父・石舟斎の兵法観と、友人・沢庵の「不動智神妙録」について説明しましたが、 今回は、その宗矩が書いた「兵法家伝書」を元に 「活人剣・治国平天下の剣」を解説していくでアリマス。 …

【柳生一族、そして宗矩】その20:柳生但馬守宗矩(8)「心法の江戸柳生:その二つの源流(2):沢庵宗彭「不動智神妙録」」

「心法の江戸柳生」の「心法」とはなんぞや、というこのお話、 元々は1回で済ますつもりだったのですけど、書いてるうちに矢鱈に増えたので、 3分割(今書いてる「兵法家伝書」の話次第では4分割になるかも)したうち2回目、 今回は家光の師僧にして宗矩の友…

【柳生一族、そして宗矩】その19:柳生但馬守宗矩(7)「心法の江戸柳生:その二つの源流(1):柳生石舟斎「兵法百首」」

さて、ちょいと補足が続きましたが、今回から改めて本題の話をば。 宗矩の思想である「活人剣・治国平天下の剣」について解説を行いたく。 ただ、前の刀法の説明の時もそうでしたが、まだまだ当方自身の勉強が 足りていないところもありますので、話を丸のみ…

【柳生一族、そして宗矩】その18.5B:「趣味に生きた男」宗矩

さて、宗矩の特異性についての話で、 「宗矩は剣を救うために、剣を意味を変えたのだ」と書いたわけですが、 そもそもなんでそんなことしたのよ、という動機の部分について、 もう少し細かめに突っ込んでみようかと。 前は、この動機について「宗矩も剣士だ…

【柳生一族、そして宗矩】その18.5A:剣道=GUN道

「その18」を書き終えた後で、この話は、 「当時の」武芸者と剣術の評価と「現在の」武芸者と剣術の評価のズレを 考慮に入れてもらわないと、宗矩の凄さが伝わりにくいかなあ、と思い、 その辺を補正するための例えを思いついたのですが、書き直すのも面倒だ…

【柳生一族、そして宗矩】その18:柳生但馬守宗矩(6)「剣を変えた男、柳生但馬守宗矩」

さて、今まで延々語ってきたわけですが、 ここで、遂にこの長い話のテーマである、 「宗矩の特異性とはなにか」 について書いていこうかと。 柳生但馬守宗矩という人物が、剣士としても、柳生一族としても、 特異この上ない人物である、ということは最初に述べ…

【柳生一族、そして宗矩】その17:柳生但馬守宗矩(5)「柳生宗矩のその後、そして…」

随分長く掛かりましたが、今回で宗矩の生涯についての話は終了です。 やっとこれで、全部の準備が終わるでありますよー。 さて、家光の剣術指南役となって15年、徳川家に仕えて40年、 遂に大和柳生藩一万石の藩主とまでなった宗矩ですが、 家光は、宗矩を定…

【柳生一族、そして宗矩】その16:柳生但馬守宗矩(4)「柳生宗矩の兵法家伝書執筆・惣目付就任〜柳生藩の成立」

さて、坂崎出羽守の一件で、 幕閣に「柳生は単なる剣術使いではない」と認識させることに成功した宗矩は、 元和七年(1621)、新たな役を任じられます。 次期将軍たる家光の剣術指南役です。 こうして宗矩は、これに先立つこと2年前、 家光の小姓となっていた…

【柳生一族、そして宗矩】その15:柳生但馬守宗矩(3)「柳生宗矩の豊臣家滅亡〜坂崎出羽守事件」

さて、秀忠の将軍宣下に伴い、 将軍家剣術指南役、及び、秀忠の近侍になった宗矩ですが、 時代は容赦なく流れていき、遂に最後の決戦が始まります。 慶長十九年(1614)の大坂冬の陣、慶長二十年(1615)大坂夏の陣です。 なお、冬の陣の際は、南都(奈良)奉行、…

柳生剣士ソート

今回のは今やってるネタとは全然別モノですので、ナンバリングなしで。 あちこちで「〜ソート」の類を見かけたので、 ちょっと手を加えて、柳生剣士ソートを作ってみました。 【柳生剣士ソート】 同一人物でも、作品別で全然別人になってたりするので、 作家…