【柳生忠臣蔵】
昨日に続き、これまたmixiに載せてたのを転載。
今度は「イシカワ化」ならぬ「荒山化」ですよ。
以前、雪が降った日、なんとなく「忠臣蔵」を思い出したので、
荒山版忠臣蔵こと「柳生忠臣蔵」を妄想してみたり。
・「吉良上野介は韓人でござる!」
この事実を知った浅野内匠頭は、幕府の上層部へ
真実を伝えようとするが、朝鮮妖術で体を操られた挙句、
殿中で刀を抜く羽目になり、結果、無念の死を遂げる。
・「わからぬ、わからぬ、わからぬ。かの国の妖術、恐るべし」
死の間際、真実は大石内蔵助に伝えられた。
しかし、お家は断絶の憂き目の上、得体の知れぬ朝鮮妖術に
如何様な手だてを立てたものかと苦悶する大石。
・「朝鮮に妖術師あらば、我が国には陰陽の使い手あり」
苦悶の挙句、祇園にて酒色に逃避する大石。
しかし、そこで現れたのはあの友景の曾孫、幸徳井友信。
曽祖父の異能の才を受け継いだ友信(※)は、
大石の話を聞くだけで、かの妖術の術理を解き明かす。
助力を懇願する大石。快諾する友信。
(※ 本当はどうだったか知らないが、
斯様なハイパー化がされてた方が面白いので、そういうことに)
・「朝鮮柳生、今ここに復活!」
その頃、江戸の吉良邸に続々と浪人を装ってやってくる影。
この影こそは元禄の世に甦りし朝鮮柳生(強化型)!
滅び去った筈の奴らが何故、この世に甦ったのか?
とまれ、前に居並ぶ朝鮮柳生衆を前に哄笑する吉良上野介。
「ハハハハハ、征東行中書省の恨、遠からず倭奴どもに思い知らせてくれるわ!」
・「朝鮮柳生は斬る。斬って斬って切り捨てる!」
江戸へ上り、吉良邸の情報を集めたところで、
朝鮮柳生(強化型)の存在を知らされ、愕然とする大石。
なんと、朝鮮柳生(強化型)は全員獣人だったのだ!
相談を受け、どこぞへ連絡を入れる友信。
しばらくして、大石たちの元へ、僧形の老人が現れた。
「我が名は−柳生列堂」
(本当は前年に列堂は亡くなってるのだが、そっちの方が以下略)
・「韓人、推参なり」
雪の降る夜、すっかり化け物屋敷と化した吉良邸に
突入をかける四十七士&友信&列堂。
唸る剣風、飛び交う妖術、辺り一面血の海だ。
そして朝鮮妖術師、吉良上野介こと吉義央。
太陰虫による将軍綱吉入れ替え策を謳った後、大蛾に変身。
なんと義央の正体は年を経て知恵を持つに至った慕漱蠡だったのだ。
しかし、友信との術合戦に敗北、人の姿に戻ったところを大石に討ち取られる。
・「四十七士よ、安らかに眠れい」
政治的都合により、結局、切腹となった四十七士。
だが、彼らの顔は一様に晴れやかであった。
そして、彼らの菩提を弔う列堂和尚。
彼らの評価は、後の世の歴史が物語っている−
…まあ、荒山心技体で言えば、
「朝鮮:5 柳生:6 妖術:6」ってとこですかのう。
んー、イマイチ。
やっぱ初っ端で浅野内匠頭も四十七士も皆殺しになって、
諸般の事情でその遺志を受け継いだ柳生の剣士(※)が
吉良邸に一人で乗り込んで皆殺し、という方が”らしい”ですかのう。
(※ 名前? 列堂こと六丸の孫ってことで、八丸でいいんじゃないの?)