「ダヴィンチ・コード」イシカワ化【天帝激戦伝】
このblogを立ち上げた理由のひとつに、
「mixiの方で書いてた話を載っけるトコを作りたいなあ」というのがありまして、
今回、以前に書いてたものを載っけることにしたですよ。
基本的には、6月頭のmixiの書き込みをそのまま転載してますので、
若干の日のズレはありますが。
つーわけで、「ダヴィンチ・コード」のイシカワ化版、「天帝激戦伝」をば。
(「ダヴィンチコード」のオチバレがあるのでご注意をば)
昨日、「ダヴィンチ・コード」を観てきたですよ。
超映画批評では20点とか言われてましたけど、
個人的には、2時間半、それほど退屈せずに見ることもできたし、
そう極端に訳が分からん、とまでは思わなかったので、
50点か60点くらいじゃないの、という塩梅でありました。
尤も、ラストのオチについては、
「そりゃねーよとっつぁん」とか思ったりしましたが。
基本的に、「MMR」を見る感覚で楽しめば吉かと。
なんぞ新説、というか新解釈が出るたびに、
「そう…○○は本当は××だったんだよ!(AA略」
「「「な、なんだってーっ!?(AA略」」」
てな感覚で合いの手を入れるのが一番愉快な感じで砂。
そーゆー意味では、「なンでノストラダムス大先生を出さないの?」と思ったり。
あと、事前に読んだうち、一番笑えたのは、
平野耕太のサイトで出てたダヴィンチコード解釈ネタでしたな。
【平野耕太HP・日記(5/21付を参照・若干ネタバレアリ)】
で、まあ、なんというか毎度のことであり、
なんとなく皆様もご想像が付かれておられるとは思いますが、
こーゆー物を観てしまうと、どうにもこうにも
当方の心の中に棲んでいる石川先生が大暴れし出すんですよ。
だって、「カルト教団の狂信者で神の戦士」なんつー
美味しいキャラがいるってのに、使わない手はないでしょう!?
というわけで、今日も今日とてイシカワ化。
名づけて「天帝激戦伝」
いきなりオチバレを使うので、ご注意をば。
・ イエスには子供がいた!
一生独身だったと言われていたイエスであったが、
実はマグダラのマリアとの間に子供を為し、
その血脈は綿々と伝わっていたのだ!
それこそが「聖なる血族(ホーリー・ブラッドリィ)」!
・ その存在に気づいた法王庁は、
自らの権威の確立の為に「聖なる血族」の根絶やしに掛かった!
その為の実行機関こそが十字軍であり、異端審問官であり、
また、「オプス・デイ」と呼ばれる集団であった。
・ しかし、それに対抗し、「聖なる血族」を守る為に
立ち上がった者たちがいた!
それこそが「テンプル騎士団」!
・ この物語は、「聖なる血族」最後の一人、ソフィーをめぐる
テンプル騎士団とオプス・デイの激闘の物語である!
・ …てな塩梅のナレーションが流れて、
オプス・デイの下級戦闘員の集団に追われるソフィーの図が。
そこに現れるテンプル騎士団の精鋭、”テンプル四騎士”。
あっという間に戦闘員を皆殺しにし、ソフィーを保護する。
・ ソフィーの正体を告げるテンプル騎士団の長老。
そのソフィーの血と肉を受けることで、至高の存在へと
変転することが、オプス・デイの支配者”導師”の
目的だとも告げる。
・ その晩、テンプル騎士団の本部に強襲が掛かる。
オプス・デイ最強の魔人たち、”真・十二使徒”が本部を蹂躙。
四騎士はソフィーを守るために敵を突破し、脱出する。
崩壊する本部に復讐を誓う四騎士筆頭・ラングドン。
「おのれ、オプス・デイのド畜生ども!一人残らずブチ殺す!」
・ その後、「ぐわ!」とか「ぎゃあ!」とか
言ったり言わせたりしながら、戦いは続く。
途中、聖槍ロンギヌスで蟲集団をなぎ払ったり、
聖骸布をまとって空飛んで、異次元を垣間見たりするが、
十二使徒最強・シラスが現れ、ソフィーを奪われてしまう。
「これで"導師"の大願は達成される!
グハハハハ、この世に真なる神が光臨するのだ!」
・ 変転の儀式までの時間はわずか。
四騎士はオプス・デイの本部へと特攻する。
十二使徒と戦いながら、遂に最深部の儀式の間へ突入成功。
・ だがしかし、既に儀式は半ば以上終了していた。
光り輝く祭壇の上のソフィーと、その血肉を喰った"導師"。
「ゲハハハハ、ワシは、今こそ神になる!」
「させるか!貴様はこの俺が地獄に叩き落す!」
そう言ってロンギヌスをブン投げるラングドン。
・ しかし、ロンギヌスは導師の体内に吸収されてしまう。
そして、遂に輝きが頂点に達し、真っ白になる。
「おお、遂に…遂にこの時が!」
「ド、ド畜生がぁぁぁぁっっ!!」
ソフィーと導師のいる場所へ突進するラングドン。
・ 瞬間、輝きが消え、太古の記録がその場の人間全員に伝わりだす。
全ての次元と時空を巻き込んだ永遠の戦いの存在、
人間がその戦いのために用意された存在であること、
そして、イエスと、その子孫たる「聖なる血族」こそが、
人類を統合し、ひとつの存在にする"鍵"であること。
・ 「で、では、ワシが目指す至高の存在は、
単なる戦闘兵器に過ぎんというのか!
そんな馬鹿なことがあって、たまるかぁぁぁっ!!」
動転する"導師"。
そこに突っかけるラングドン。
「そんなこと知ったことか!とにかく、てめぇはブチ殺す!
それが俺のケジメじゃぁぁぁぁっっ!!」
豪拳一発、存在ごと吹き飛ばされる"導師"。
その飛散と共に、周囲も元に戻っていく。
・ 「あれが真実かどうかは俺にもわからん…。
だが、皆の仇は取れた。それだけは確かじゃ!」
意気揚々と引き上げる四騎士、そして復活したソフィー。
しかし、その前に一人の男が現れる。
・「ラングドン…貴様だけは絶対に許さん…!」
不気味な蠕動を繰り返しながら膨れ上がるシラスの体。
そのシラスの口端には、何かの血肉が。
「戦闘兵器、大いに結構!
その力で、お前など跡形もなく吹き飛ばしてくれるわ!」
「面白ぇ、やれるもんならやってみやがれ!」
・ つっかけるラングドン。
同時に爆ぜ割れるシラスの肉体。
その姿は!
【天帝激戦伝・完】
ちなみに、オチバレついでにここに書きますけど、
もうひとつの感想は、
「ダヴィンチ関係ねぇぇぇぇぇっ!!」