「出たーっ!あれは義智さんの国書捏造だーっ!!」


 荒山スレでもネタになってましたが、今日はこんなのが。


【その時、歴史が動いた:対馬藩・決死の国書すり替え〜朝鮮通信使秘話〜】


 いや、当方もたまたまTVつけたらコレが始まったので、


 「これはもしかしたらもしかすると…!」


 と、ゲスト紹介シーンまでwktkしながら待ってたところ、


 松平「今日は歴史小説家の荒山徹さんを
    ゲストにお招きしてお送りします」
 荒山「こんばんは」


 とかいう展開だったら当方驚喜したのですが、
残念ながら荒山先生の登場はならず。当方しょんぼり。
まあ、本年度の「僕たちの好きなマッドキャラ」
最有力優勝候補を呼ぶほど NHKは
度胸に満ち溢れてなかったってことで砂。
すくたれものめ。


 で、それはそれとして、
番組では朝鮮出兵前後の話を取り扱ってたので、
なんかの拍子で柳生純厳とか出たら嬉しいなあとか思いつつ、
つらつら眺めてると、話の展開が、


 家臣 「殿!国書がないので明国皇帝に会うことができません!」
 宗義智「では、捏造しよう


 家臣 「殿!国書がないので朝鮮と和平ができません!」
 宗義智「では、捏造しよう


 家臣 「殿!朝鮮からの返書の内容が超ヤバいです。我が藩激ピンチ!」
 宗義智「………では、」


    「 捏 造 し よ う 」


 もうこんな感じで、別の意味で笑い転げました。
そして、この捏造の嵐を賞賛する松平アナウンサー&ゲストの人。
いいのかそれ。


 勿論、ここでの宗義智の苦労(というか捏造)がなければ、
何かしらの形で歴史が変わってた可能性もありますし、
そのために非常の手段に踏み切った、その決断、というのが
主題であることは重々承知しているのですけど、
荒山時空が絡んだ時点で、そんな真っ当な話は雲の彼方へ。


 あと、後半、松雲大師(朝鮮妖術師)を含む
朝鮮の使者の話が出てきたので、
「ああ、きっとこの裏で宗矩が」「石舟斎が」
「兵庫助が」「疋田豊五郎が」などと
柳生外道剣を思い出して(・∀・)ニヤニヤと。


 ともあれ愉快でありました。
しかし、この番組、今年最初の話が宗矩で、
最後の話が朝鮮絡みって、
どれだけ荒山先生とシンクロニシティなのかと。
こりゃ今後も油断は出来ませんな。


 なお、荒山先生の新連載が載ってるという月刊J-novel
探してたのですが、なかなか見つからず難儀しております。
どこに行けば荒山先生の捏造家康を拝むことができるんですか喃。
むー。