「処刑御使」購入前予想


 さて、本日からblogの方であれこれ書いていく所存ですが、
とりあえず、本日は「処刑御使」が買えなかったので、
仕方がなしに「ぼくのかんがえた処刑御使」でも妄想して
無聊を託つことにするでアリマスよ?


処刑御使

処刑御使


 とりあえず、本やタウンの解説によると、


>その密使は、時空を超えてやってきた。
>朝鮮を侵略した仇敵を抹殺するために…。
>幕末の動乱期を舞台に、若き伊藤博文とその命を狙う
>朝鮮の謎の暗殺団との壮絶な闘いを描く、
>壮大無比な伝奇時代小説。


 とあり、幻冬舎の方の解説によれば、


>時は幕末、齢17の伊藤博文を凶刃が襲う。
>刺客の正体は、50年後の世界からやってきた朝鮮人
>祖国を蹂躙した悪の権化を抹殺し、歴史を改変してやろうというのだ。
>前代未聞の歴史伝奇!


 とあるので、時代的には1859年前後っぽいで砂。
ちなみに、本やタウンのサイトの方で表紙が拝めるんですが、
今までで一番怖いんですけど、どうなのか。


 ま、それはともかく、今回も使われるメソッドは間違いなく
「ハイパー化メソッド」であり、その対象になるのは伊藤博文であり、
また、他にも出るであろう登場人物たちなのですが、
さて、では、まず誰が出るのかというお話で砂。


 考えるに、まず、時代的には1859年というのは、
安政の大獄の真っ最中であり、松陰先生が亡くなられる年であり、
次の年には井伊直弼桜田門外の変で命(タマ)を殺られちゃうわけですが、
そうなると、まず、この二人が絶対出てくるわけで砂。


 次に、伊藤の同郷人で、且つ、この時代の人間と言えば、
まず絶対に出てくるのは桂小五郎であり、
あと、高杉晋作久坂玄瑞なんかも可能性が非常に高そうで砂。
つか、桂小五郎Wikipediaの解説によれば、


身長6尺(174センチメートル以上)の当時としては長身の大男。江戸三大道場の一つ、「力の斎藤」の練兵館斎藤弥九郎、九段北三丁目)に入門し、神道無念流剣術の免許皆伝を得て、入門一年で練兵館塾頭となる。幕府講武所の総裁、男谷精一郎の直弟子を破るなど、藩命で帰国するまで5年間、練兵館の塾頭を務めおおせ、その間、剣豪の名を天下に轟かせる。大柄な桂小五郎が、得意の上段に竹刀を構えるや否や、その静謐な気魄に周囲が圧倒されたと伝えられる。


 だそうなので、これはもうどう考えてもハイパー化されるために出てきたんですよ、
としか考えられませんな。
あと、ほぼ同時期に、


 ・「位の桃井」の士学館の塾頭を務めた武市半平太
 ・「技の千葉」の桶町千葉道場の塾頭を務めた坂本龍馬
 ・斎藤弥九郎練兵館で渡邊昇


 とナイスな連中が並んでるので、
この辺りもかなりの確率で絡んでくるだろうなあ、と。


 そして、これは微妙になりますが、
もし、場所が江戸になる(松陰先生に会いに行ったとかで)のだったら、
新撰組の面子を出すのも可能になるわけで、これはもう剣豪のてんこ盛りで砂。


 あと、なにより期待が持たれるのは、


 「今度の荒山先生の俺柳生は?ねえ、俺柳生は!?」


 で砂。
魔岩伝説の時は卍兵衛が出てきましたけど、今度はなんでしょうか。
千兵衛とか士兵衛とか田兵衛とかでしょうか。
それとも、今回は柳生が完全に敵に回る、即ち、
「新・朝鮮柳生」の剣士こそが暗殺団の正体なんですよ、とか。


 …つか、ここで思いついてしまったのですが、
今回は時間を遡って朝鮮人がやってくるわけで、
その方法は間違いなく朝鮮妖術な訳ですが、
さて、その術の中身はナンじゃろね、とつらつら考えてたのですけど、
もしかして、


 「時間遡行式ノッカラノウムwith集団型」


 なんじゃなかろうか、と。
即ち、本人が直接タイムワープしてくる「直接移動型」ではなく、
過去の人間を乗っ取る「憑依移動型」とでも称しましょうか。
だとすれば、その乗っ取り先が誰であるか、ですが、
もしかして、ここで先に名前を挙げた「ある集団」の出番なんでしょうか?


 具体的に言っちゃうと新撰組のお歴々が。


 「そうだ…新撰組の幹部たちは、
  全員ノッカラノウムでボディチェンジした朝鮮妖術師だったんだよ!」
 「な、なんだってー!(AA略


 そして、それに対抗する維新志士系剣士たち。
つまり、


 「幕末・江戸の三大道場VS新・朝鮮柳生&妖術」


 即ち、


 幕末版・ジャイアントロボ(OVA版)


 になるんじゃないかなあ、というのが「ぼくのかんがえた処刑御使」でアリマス。
まあ、ミもフタもなく言えば、「いつも通り」で砂。


 あ、伊藤博文と松陰先生、井伊直弼の出番がないな。
…ま、いいか。


 あと、あったら面白いけど、話の構造的にややこしくなるので、
ちょっとなさそうかなあ、というところに、
今度の新型ノッカラノウムはリモコン操作式なので
本体は現代(1909年)にいたままですよ、とかいう風になってて、
過去の話と平行に、その朝鮮妖術師を現代の日本側の面子が探し出して撃破する、
という二重構造が考えられま砂。
だとすれば、そっちのメインは明石元二郎ですかのう。
次の年の1910年には朝鮮の憲兵隊司令官になるっつーオチもありますし喃。
(ここでラスプーチンとかも出たら更に愉快なんですか以下略)


 その他、思ったことと言えば、


・オチは安重根
・ペリーとか出てきたら愉快。
・薩摩勢はあんまり出番なさそう。
勝海舟もどうなのか。
・魔岩の話は出てくるんでしょうか。
・武市先生にくっついて岡田以蔵も出てくるかも。
・あと、今度はどの先生をファックするんですか荒山先生!
 やっぱり司馬遼太郎先生なんでしょうか?
・「実は朝鮮人だった」メソッドは誰にSAKURETUするんでしょうか?
 何気に伊藤博文本人だったら、オチとも絡んで超愉快で砂。
 そして真実に気づいて大号泣する安重根、とか。


 てなとこですが、
当方として一番気になるのは、勿論、


 「ボクらの宗矩くんは?ねえ、ムネノリくんは!?」


 ということに決まっておりま砂。
いやもう、きっとどこかで


 「時を越え、あなたはどこまで我々の前に立ち塞がると言うのか!
  柳生但馬守宗矩!」


 みたいな台詞が出てくるんだろうなあ、と思うと、
当方楽しみで仕方がありませんヌ。


 さて、あれこれと妄想を書き連ねてきましたが、
きっと荒山先生の妄想力は、こんなもんじゃすまない、
というか、「すませてたまるかァァァァーッッ!」なので、
現物はもっと凄い勢いで幕末期の日本と朝鮮をファックしていること
疑いなしですよ?


 いやもう、楽しみで砂。
ふふふのふ。