「鳳凰の黙示録」


 荒山先生の作品は、書き下ろしよりも
連載していたものに加筆修正、という形のものが多いわけですが、
何気に何が現在連載されているのか、というのが
追いづらいトコが難儀ジャノー、とか思いつつ、
荒山徹」でぐぐってみたところ、以下のような作品を発見。



 「鳳凰の黙示録」


>本誌初登場
>荒山 徹 幼君暗殺使


>「鳳凰の黙示録」第一話


>玉座をめぐる争いの続く李氏朝鮮王朝。
>王は幼い異母弟を葬ろうとしていた。
>暗殺に奔る女剣士団。だが、その心は揺れる。


 斯様なわけで、遥か以前に斯様な作品が「小説すばる」において
堂々スタートしてしまっていたりするわけでありますよ。
そして、


>「裏切りの要塞」 鳳凰の黙示録 第二話
>「血戦!白頭山」 鳳凰の黙示録 第三話
>「妖と魍の剣舞」 鳳凰の黙示録 第四話
>「火の鳥の城」  鳳凰の黙示録 第五話


 と、全6話構成で、タイトルを見た限りでは、
全編これ見渡す限りの朝鮮であり、乱舞する韓人であり、
荒れ狂う朝鮮妖術という「イノセント荒山ワールド」であり、
なんというか荒山先生の嬉々とした笑顔が
大空に浮かんで消えるような心持で砂。
いや、発刊が楽しみでアリマス。


 なお、当方が見つけたのは、この(【国内著者別一覧・荒山徹】)なのですけど、
上記「鳳凰の黙示録」以外にも、


>「金髪くノ一絶頂作戦」(服部半蔵秘録)


 などという山風先生の「忍法金メダル作戦」に匹敵する
ダメダメしい(褒め言葉)タイトルの作品の存在が確認されており、
なんとも先が楽しみでアリマス。