【柳生一族、そして宗矩】:あとがき、参考資料


■あとがき


         やっと終わりました。


 正直、ここまで続くとは当方自身考えてなかったのですよ。
まあ、柳生がどんな一族で、宗矩がどういう奴なのか、
史実準拠であれこれ書いてみたら面白かろうな、と思ったのがきっかけで、
適当にちゃかぽこ打ってみたのが運の尽き。


  「書いても書いても終わんねぇー」


 いや、正直、まさかここまで書くことがあるとは思ってなかったのですよ。
実際、最初の方のテキストと、後半の方のテキストの分量を見比べて頂ければ、
AAを抜きにしても、そのテキスト量の差がありまくることが一目瞭然でアリマス。


 つか、一つ書くと、
「あー、これ書いたらこっちも書かないとなあ」とか、
「ん?ここの話、これじゃ説明足りんかな?」とか、
つらつら思うままに書いたらこの分量でありますよ。
書いてるこっちが吃驚でアリマス。
最初考えてたのと章だけで倍、文章量で言えば3倍くらいになってたのでは…。


 あと、書いてるうちに柳生一族と宗矩に対する見方が自分でも変わっていって、
これまた吃驚でありました。


 「え?お前(宗矩)って、ただの暗黒スットコ野郎じゃなかったの?」


 というのは、当方の正直な感想ですよ?
まさか、宗矩がここまで大層な人間であろうとは、
当方自身、思ってもいませんでしたし、今でも「ホントかよ?」と半信半疑です。
正直、自分以外の人がこれ書いてたら、


 「いくらなんでも誉め過ぎ。
  山岡先生のホワイティな宗矩だってここまで偉人じゃね−ぞ」


 とかツッこむところで砂。
でも、史料見ながら書いてると、少なくとも当方の場合、こうなるので砂。
うーむ…。


 それと、書いてて痛感したのは、
「分からんことが多いなあ」ということでした。
一応、ある程度の資料を揃えた上で書き始めたつもりだったのですが、
「こっちの記述の裏付けってどこ?」「この部分の話ってホントかよ?」と
わからん部分がワラワラ出てきて参りました。
うーん、やっぱり「史料 柳生新陰流」を買うべきですか喃。
amazonだと上下セットで中古7万5000円…)


 とはいえ、書いてて面白かったのもまた事実で砂。
まあ、そうでもなければ、ここまで書かなかったでしょうし。
いや、やってみるもんで砂。


 また気が向いたら、「剣術の歴史について」とか、
「伝奇世界における柳生一族、そして宗矩」とか、
「やる夫で学ぶ柳生一族、そして宗矩」とかやってみますか喃。


 なんにせよ、毎日毎日、同じ時間に似たようなタイトルで更新して、
お目汚し致しました。
ただ、もし楽しんで頂けたのであれば、当方としてはこれに優る喜びはありません。
お読みくださった方々、ありがとうございました。


 それでは、失礼致します。



■参考資料・サイト


【参考資料】
今村嘉雄     :新人物往来社:定本 大和柳生一族
柳生宗矩/渡辺一郎:岩波文庫  :兵法家伝書―付・新陰流兵法目録事
徳山真一郎    :成美堂出版 :柳生宗矩 物語と史跡をたずねて
草野巧      :新紀元社  :剣豪 剣一筋に生きたアウトローたち
牧秀彦      :光文社新書 :剣豪全史
歴史群像編集部  :学習研究社 :日本剣豪100人伝
相川司/伊藤昭  :新紀元社  :柳生一族―将軍家指南役の野望


【参考先サイト】

【柳生新陰流公式ホームページ】
 

【古武術サイト シュハリ】
 

【不動智神妙録】
 

【日本武術神妙記】
 

【隆慶一郎わーるど−史料目次】
 

【全日本剣道連盟-歴史】
 

【剣道における「基本」という用語に関する研究】
 

【剣法秘訣北辰一刀流 (千葉周作述) 第六節 剣術六十八手】
 

【柳生心眼流】
 

【荒木堂(柳生心眼流)】
 

【柳生心眼流の謎(心眼流中国武術説)】
 

【西国柳生新影流】
 

【海月殻(全剣客入場)】
 

【夢の足跡−沢庵宗彭和尚】
 

【世界最古の入れ歯は日本製?〜今日は入れ歯の日】